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中年男性の日常を赤裸々につづったブログ

猫が教えてくれたこと

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こんにちは Masatomomです。

 

人生を振り返って、大体のことは忘れていることも多いなかで忘れなかった存在。それが僕にとっては「猫」でした。

幼稚園、小学生、中学生、高校生と過ごして、飼い猫ばかりではないけれど、確かにそこにいた。

今回はそんな猫の話と今から30年以上前の僕の幼少期の話を書きます。

 

 

 

 

オッドアイの白猫「ペル」との出会い 

地方公務員の父、化粧品販売員の母、2つ年上の姉の元に2番目の男の子がいた。
借家に住み、保育園にはいかず、幼稚園それも小学校の幼稚園ではなく家から歩いて30分のところにある幼稚園に通っていた。

現在ではあまり見ないが、私は幼稚園から自分で歩いて登園していた。
帰りの送迎もなく、幼稚園が終わってから歩いて帰宅し、母が仕事から帰ってくるのを玄関で待っていた。
そんな時に現れたのがオッドアイの白猫だった。

近所には野良猫が多くいろんな種類の猫をみたが、我が家に来るのは彼女だけであった。
私はその猫のことを「ペル」と名付けた。
猫好きの方はピンと来ただろうが、ペルシャ猫に似ていることからその名前がつけられたのである。
当時から好奇心旺盛だった私は幼稚園で「寄り道」を覚え、よく先生に怒られたものだが、「ペル」と出会い次第に寄り道は減っていった。

 

しかし、寄り道をしなくなったのはいいものの、家の前で膨大な時間を過ごすことは5歳の私にはとても寂しく辛いものであったと記憶している。
今と違って携帯電話もなければ、ゲームもない。
ただただ近所を散歩したり、幼稚園で習った歌を歌うだけの日々だった。

 

前に進む勇気

そんなある日、いつものように家の前で座っていた私の前に「ペル」がやってきた。
私はいつものようにただ体を丸め、うずくまっている。
気遣うように体を足につけ、ニャーと鳴いていた。
「元気出せよ」
そう言っているように聞こえたが、私にはどうすることもできなかった。

すると突然、「ペル」がすごい勢いで走り出した。
当たり前だが、私よりよっぽど速いスピードでビューーーーっと走り出したその先には大きな野良犬の姿があった。
ガブリとその野良犬の後足に噛みついた。

驚いた野良犬は1メートルほど飛び上がって、ダダダダーーーーーっと逃げ出していった。

オッドアイの白猫「ペル」は何事もなかったかのように私の元に戻り、いつものようにニャーと鳴いた。

 

 

その後の私

あの出来後から数週間、私は帰宅すると近所に住む少し年上の小学生たちとともにサッカーをするようになった。
私はそこで最年少ながらゴールキーパーをしていた。

私がサッカー観戦でゴールキーパーをよく見てしまうのはこの幼少期の影響もあると思う。
色々な人と話し、良いことも悪いことも学んでいくうちに当初あった寂しさはいつの間にか消えていった。

「ペル」が教えてくれたこと。

両親からも色々なことを教えてくれたが、一番大事なことを教えてくれた「ペル」という猫の存在。
たった一年くらいしかいなかったが、30年以上たった今でも鮮明に覚えている。


これからもずっと